エレクトリックバンド/チックコリア

画像1986年 フュージョン界でトップミュージシャンとしてノリノリのチックコリアがこれぞ「電子ロック系音楽」と打ち出したアルバム「エレクトリックバンド」。
もともと、アルバム「リターン・トゥ・フォーエバー」で電子楽器をつかってジャズロック系の音楽も手がけていたわけで、その後の「銀河の輝映」では、その系統を中心にアルバムをだしたわけでしたが、当時はジャズミュージシャンとして認められていたせいか、コリアのファンからはあまり受け入れられなかったみたいでした。
もし、キングクリムゾンなどを聞いていたロックファンが聴いたら、ビックリしたアルバムだと思うのですが。。。。
どちらにしても、このアルバム「エレクトリックバンド」は、その流れをタイトルとしてはっきり打ち出したアルバムだったわけで、その後、数作のエレクトリックバンドのアルバムが出されます。
このアルバムには、「キングコックローチ」のようなコリアならではの遊び曲や、「インディアタウン」みたいな、どちらかというとクロスオーバー系の異国情緒を漂わす雰囲気の曲、「クール・ウィーズル・ブギー」のような、クールでかっこいい曲などバラエティに富んでいてます。
なかでも、「エレクトリック・シティ」と「サイド・ウォーク」「ランブル」は秀作。単純な構成の曲なんだけど、同じフレーズを同じように演奏することがない、すばらしい演奏を聞かせてくれるノリノリのロック曲です。
そして、最後から2曲目に「オール・ラブ」でバラードを奏でるエレクトリック・ピアノをフューチャーした曲。ホッとしますね。
チックコリアは、どちらかというとスパニッシュ系アコースティック・ジャズピアニストみたいなイメージがありますが、このジャンルでは、すごいロックミュージシャンですね。

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